ハワイ州議会は24日(木)、約28億ドルが不足しているとされるホノルル市で進められている高架軽軌道プロジェクトの救済処置として、新たな資金計画に暫定合意し、週明けに行われる特別立法会議で計画を承認するか否かの投票が行われる見込みとなっている。
議会では今回、鉄道建設費の不足分を補うため、ホテル税を2018年から2030年の間、現在より1%高い10.25%として13億ドルを捻出できるとしたほか、オアフ島の一般消費税の課徴金の収集期間を2027年から3年延長して2030年とし、10億ドルを捻出するといった資金計画に暫定的に合意した。
議会では、新資金計画に合意することの引き換えとして、鉄道建設に関する財政監査を求めており、今後、建設工事請負会社などに対する支払いシステムの見直しや、上院と下院において、2名の非議決定権のあるメンバーをHARTの理事会に任命させることなどを求めている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ