州当局が発表した2016年度の年次報告書で、2016年に州内で確認された犯罪発生件数が、調査が開始された40年以上前からもっとも低水準だったことが明らかになった。
今回発表された年次報告書によると、2016年の犯罪発生件数は40,805件で、2015年度より6%減、2007年度と比較した場合には27%減となっている。
ハワイ州検事総長のダグ・チン氏は今回の報告をうけて「州内の犯罪発生件数の減少は、ホノルル市のほか、ほかの郡での法執行官の働きの効果の現れです」と語っている。
また、暴力犯罪の発生件数は、オアフ島で2.5%減、マウイ島で19%減、カウアイ島で24%減、ハワイ島では16%増となったものの、ハワイ島全体の犯罪発生件数は約25%減少しているとの結果や、窃盗に関する犯罪の発生件数も10年前と比較して28%減となっているとの結果も明らかになっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ