ハワイ州当局は30日(水)、ニイハウ島の北0.7マイルの地点にある三日月型の島、レフア島でのネズミ駆除プロジェクト第2弾を実施したと発表した。
レフア島は、ハワイ諸島の中でももっとも大きい海鳥保護区のひとつで、島には17種類の海鳥と25種類のハワイ固有の植物が生息しており、島でのネズミの繁殖増加により、貴重な海鳥や植物などへ悪影響を与える可能性があると懸念されていた。
当局では今回も約1週間前に行われた駆除プロジェクト第1弾と同様に、ヘリコプターからネズミ駆除のための毒エサを散布した。
当局では、毒エサは少量であるほか、毒エサの散布後もモニタリングを実施しており、毒エサによって貴重な海鳥や植物園の悪影響は確認されていないとしている。
なお当局では、9月第2週にもにネズミ駆除プロジェクト第3弾を実施予定で、第3弾の毒エサ散布の実施をもって今回の駆除プロジェクトは完了するとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ