米連邦政府は、ハワイ固有の鳥として知られる「イイウィ(i’iwi)」を、絶滅危惧種指定すると発表した。
イイウィはハワイ島、マウイ島、そしてカウアイ島の高度の高い地域にのみ生息している中型のハワイミツスイ類の野鳥で、過去にはハワイ諸島各地に生息していたものの、現在は、生息地であるオヒアとコアの原生林の減少や蚊を媒介とした鳥ポックスやマラリアなどの拡大により、過去25年間でその生息数が、カウアイ島で92%減、マウイ島では34%も減少している。
米国内には現在、約1,450種の動物や植物が絶滅危惧種に指定されており、そのうち500種類以上がハワイ固有の種となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ