ハワイ大学が発表した最新の調査結果で、ハワイ州内で働いている医師の人数が減少しており、州内での医師不足問題が深刻化していることが明らかになった。
今回発表された調査結果によると、オアフ島では不足している医師の人数が昨年の339人から381人に増加しているほか、ハワイ島でも昨年の183人から196人、マウイ島では125人から139人とそれぞれ医師の不足人数が増加。唯一カウアイ島だけは不足している医師の人数が62人から53人に減少している。
とくにハワイ州全体で初期診療を行うプライマリーケアの医師不足が深刻で、ほかにもオアフ島とカウアイ島では感染症の専門医、ハワイ島では直腸手術の外科医、そしてマウイ島では高齢者医療の医師などの専門医の不足も問題となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ