金融系雑誌のキプリンガー誌が発表した最新の調査結果で、ハワイ州民の税負担率の高さが全米で7番めに高い水準であることが明らかになった。
最新の調査結果では、各州での所得税、消費税、ガソリン税、たばこ税や酒税などを比較。ハワイ州は全米でもっとも実効税率が高い州であるほか、ガソリン税も全米で3番めに高い州にランクインしている。また、ハワイ州の消費税の率は全米でも低水準ではあるものの、ほぼ全部の商品が消費税の課税対象となっている。ただしハワイ州は全米でも固定資産税が全国でもっとも低い水準であることも明らかになっている。
なお、全米でもっとも税負担が大きい州はメリーランド州で、次いでミネソタ州がランクインしている。いっぽう全米でもっとも税負担が少ない州は、ガソリン税が全米でもっとも低く、所得税もなく、処方箋薬やほとんどの食料品が消費税の控除対象となっているワイオミング州で、次いでアラスカ州、サウスダコタ州の順となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ