オアフ島のスコフィールド米陸軍スタッフらは、今後数か月間にワイアナエ山脈やコオラウ山脈などに、ニュージーランドで発明された新型のネズミ駆除機約1,000個を設置する計画であることが明らかになった。
今回設置されるネズミ駆除機「Goodnature A24」は、機械内部に数か月にわたってネズミをおびき寄せるためのエサを保存しておくことが可能で、エサのにおいにつられたネズミが機械内部に入った瞬間、引き金が弾かれてネズミが絶命するシステムとなっている。
関係者は「ネズミはハワイの自然界に生息している貴重な動植物を絶滅の危機に陥れる可能性があり、ネズミの駆除は必要悪です。ネズミの撲滅を目指すとかではなく、効果的な防御を目的としています」とコメント。ネズミは毒の入ったエサなどで駆除されるわけではないため、ほかの動物がネズミの死がいを食べるなどしても問題はないとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ