ユナイテッド航空は7日(火)、ジャンボの名称で親しまれていたボーイング747型機の最終運行を行い、747型機の最終便となるサンフランシスコからホノルルへ向かう便が7日(火)15時ごろ、ダニエル K イノウエ国際空港に到着。最終運行を終えた巨大な機体には、大きなレイがかけられた。
ユナイテッド航空のサンフランシスコ=ホノルル路線は、1970年に同航空会社がボーイング747型機の運行を開始した路線で、この日の最終便では、客室乗務員が70年代の制服を身に着けて搭乗し、機内での食事も当時の物が再現されるなどの趣向が凝らされたほか、約300人の搭乗客の中には、70年代に流行したベルボトム姿の人などの姿も見られた。
なお、今回のユナイテッド航空の747型機退役により、米国の航空会社でボーイング747型機を使用しているのはデルタ航空のみで、デルタ航空でも今年末には747型機を退役させる予定だとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ