当局が新刑務所の建設希望候補地を発表

2017.11.12

日刊ローカルニュース

ハワイ州のデーヴィット・イゲ知事は8日(水)、オアフ島内で建設計画が浮上している新刑務所の建設希望候補地として、ハラヴァ地区にある動物園検疫所の敷地が最適であると発表した。

1914年に建設されたオアフ島カリヒ地区にあるオアフ・コレクショナル・センターは、収容人数過多や建物の老朽化などが問題となっており、当局では、同じ場所での施設の建て替えや、ハラヴァ地区にある刑務所の拡張、または新たな場所での刑務所建設などの案を検討していた。

当局では新刑務所の建設地として、今回当局が建設希望地として明らかにしたハラヴァ地区の動物検疫所がある区域のほか、ハラヴァ刑務所の隣接地、ミリラニ地区のミリラニ・テクノロジー・パーク、そして現在のオアフ・コレクショナル・センターの建て替えという4つの候補地についての検討を進めていたものの、動物検疫場近くがもっとも新刑務所の建設場所としてふさわしいとの決断を下したとしている。

なお、当局では今後60日間にわたり、4つの候補地に関する一般から意見を募集。現時点で、動物検疫場近くが新刑務所の建設場所に正式に認可されてはいないものの、2020年初旬には、新たな刑務所の建設地の最終決定を下し、4年後には新刑務所の運用を開始したいとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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