研究者やハワイ州議員らは17日(金)、日焼け止めによるサンゴ礁への影響を研究するため、ハナウマ湾で海水を採取した。
今回の水質検査は、一部の日焼け止めに配合されている成分がサンゴ礁や海水などに悪影響を与えていることを立証し、それらの化学成分が配合されている日焼け止めのハワイ州での利用を制限するという案を法案化することを目的として、研究者や一部の州議員が取り組んでいるリサーチ活動の一環で、関係者のひとりは、ハナウマ湾は毎日約3,000人、年間では約100万人の人々が訪れる人気スポットとなっており、人々が使用している日焼け止めが海水やサンゴ礁にどのような影響を与えているかをリサーチするには最適な場所といえますとコメントしている。
なお、今回摂取された海水はスペインにある化学物のリサーチを専門とする研究機関に送付され、年明けにもリサーチ結果が明らかになる見込みとなっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ