ホノルル市は11日(月)、オアフ島ワイキキの東側にあるワイキキ・ナタトリアムを修復し、水泳場として再利用する再建案を検討中であると発表した。
今回当局が発表した再建案は、4~6千万ドルを投じ、健康基準を満たした海水プールとして再利用するという案、2~3千万ドルを投じて既存の観覧席やアーチ、プールデッキなどを補強して残し、デッキレベルよりしたにある防波堤の一部を撤去し、プールと海の間の海流の自由な流れを作るという案、2~3千万ドルを投じて新しい砂浜を造成し、公衆トイレや駐車場などを整備するという案、そして、2~4珀万ドルを投じ、瓦礫の撤去などのみ行い現在の状態を保つという案の4案で、ホノルル市のカーク・コールドウェルは、新たな砂浜を造成するという案は、1927年に建設されたワイキキ・ナタトリアムはなくなるものの、建設前のビーチの姿に戻すことができるとしている。
なお、ワイキキ・ナタトリアムの今後については、2018年秋と2019年春に公聴会が行われて決定される見込みで、プロジェクトの完了には少なくとも1年はかかるとみられている。
参考:KITV4