公立校の給食に州内産牛肉が登場

2017.12.18

日刊ローカルニュース

ハワイ州教育局では、ハワイ産の食材を公立校のランチに提供する試み「Farm to School(農場から学校へ)」をスタートしている。

当局では12月中、ハワイ産の牛肉のひき肉をランチの食材として使用。州内の一部の小学校と中学校ではハンバーグ、高校ではロコモコがランチメニューとして登場している。

当局関係者は「米本土から仕入れる冷凍ひき肉は、ランチとして提供されるまで仕入れてから2か月ほどの期間が空きますが、ハワイ産の牛肉は仕入れてからチルド保存してランチとして提供するまで2週間以内です。しかも米本土からのひき肉とハワイ産のひき肉では、それほど値段に違いはありません。12か月の1か月だけで、ハワイ産の牛肉18,000ポンドをランチ用として仕入れました」とコメントしている。

ハワイ産の牛肉を学校給食として提供することについて、ハワイ牛肉産業協議会のデール・サンドリン氏は「ハワイの牧場では、給食の需要に対応できるだけの牛肉を提供する用意がありますが、大量の食材を処理するための施設などが不足しており、今後、ハワイ産の牛肉をランチの食材として利用できるようになるよう、さまざまな対策が必要になるでしょう」と語っている。

ハワイ州教育局では、今回の牛肉のほか、ハワイ産の食材をランチに導入する試みを行う予定で、今後、ハワイ産のバナナやマンゴーなどの食材がランチに登場する見込みとなっている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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