オアフ島のワシントン中学の学生らが、ハリケーンで大きな被害を受けたプエルトリコの子どもたちへ、クリスマスのオーナメントを贈呈するプロジェクトを行った。
ワシントン中学の学生は、貝殻や砂浜の砂などが入った100個以上のオーナメントを作成し、それぞれのオーナメントには手書きのメッセージが添えられている。
ワシントン中学関係者によると、同校に在籍している生徒の半数以上が貧困レベルでの生活を余儀なくされているものの、今回のプロジェクトのために、生徒たちはそれぞれ$1の寄付も行っており、生徒のひとりは「私たちは裕福ではありませんが、素敵な1日を過ごすことができるようなサポートをすることは可能です」とコメントしたほか、別の生徒は「プエルトリコを襲った被害は、私たちに大切なものは一瞬で失われることがあることを教えてくれています。私たちは今あるものに感謝することを学ぶべきです」とコメントしている。
プエルトリコでは、ハリケーンによる被害を受けてから3か月が経過しているものの、いまだに全体の35%で電力の供給がストップした状態が続いている。
参考:KITV4