米政府が発表した最新の国勢調査で、ハワイ州外へ転出する人の人数が、昨年より上回っていることが明らかになった。
最新の調査によると、2016年7月から2017年7月の期間にハワイ州外へ転出した人の数は、13,357人で、2015年から2016年に転出した人の数、約10,000人を上回っている。ハワイ州外へ転出した人の人数は、2014年から2015年が約6,700人、2010年にはわずか941人で、ハワイ州外へ転出する人の数は年々増加している。
転出者の人数が増加している背景についてチーフエコノミストのユージン・タイアン氏は「ハワイ州の高い生活費負担が大きな一因であることは疑う余地がない」とコメントしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ