マウイ島の墓地で海岸浸食問題が深刻化

2017.12.29

日刊ローカルニュース

マウイ島パイア地区にある墓地のパイア・モントクジ曹洞禅ミッションが、高波による海岸浸食により、墓石が海中に流されるなどの問題に直面していることが明らかになった。

お寺の関係者によると、今年に入ってからボランティアのサポートで海岸近くにあった墓石を150個以上内陸部に移動させましたが、お墓の所有者の中にはすでに連絡ができない家族もいて、今後、どのようにしたらよいのかわかりません」とコメントしている。

1906年に創立されたこの墓地は、海岸線から30フィート(約9m)の内陸に位置しており、ここ数年の間で高波による海岸浸食問題が深刻化。関係者は墓地をさらに内陸に移動する案について土地利用計画コンサルト会社などとの協議を行っているものの、コンサルト会社関係者は「墓地は歴史的な背景もあり、墓地の移動には歴史的な問題も絡んでくるでしょう」としている。

オアフ島やマウイ島、カウアイ島などの砂浜では、海外浸食問題の深刻化が進んでおり、西マウイのカハナ地区の海岸線に建つ9つのコンドミニアムでは、建物から5フィート(1.5mの場所まで波が迫っており、一刻も早い対策が求められている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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