州が発表した最新の調査結果で、ハワイ州で4人家族で自活して生活していくために必要な年収の額が約$78,000で、2014年度の$74,940から約$3,000増、10年前より約$22,000増となっていることが明らかになった。
今回発表された調査結果は、州が2年おきに、家賃、交通費、食費、税金、教育費などから算出する自給率調査に基づいて発表されているもので、州の約31%の世帯が、自活して生活するために必要とされる年収に達していないとしている。
調査結果によると、オアフ島で生活している4人家族が自活して生活するために必要な金額は1か月$6,497で、この金額には、家賃$1,787、教育費$1,131ドル、食費$1,260が含まれている。
調査結果ではこのほか、ハワイの独身者が自立して生活するために必要な年収は約33,000ドル、時給$15.79の仕事が必要で、未就学児1名、小学生以上の子ども1名の計2名の子どもがいるシングルペアレント世帯の自活に必要な年収は約69,000ドル、時給$34の仕事が必要だとの結果も明らかにしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ