NOAA(アメリカ海洋大気局)は、マウイ島沖でロープが絡まっている姿が確認されていたクジラの救出を行ったと発表した。
当局によると、11日(木)、マウイ沖を航行していた漁船の船長から、ロープが絡まっているクジラがいるとの報告があり、救出部隊が出動。11日(木)はクジラが興奮状態となっていたため救出作業を断念し、翌12日(金)に、クジラに近づき無事にクジラに絡まっていた長さ約285フィート(約86.5m)のロープを取り除くことができたとしている。
当局では、海上ではクジラから100ヤード(約91.4m)以内に接近してはならないと定めているものの、100ヤード離れた場所からロープなどが絡まったりしているクジラの姿を発見した場合は、速やかに当局に通報してほしいと呼びかけている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ