オアフ島内で電気バスの試運転を実施

2018.02.01

日刊ローカルニュース

ホノルル市当局は、電気を動力として走る「電気バス」の導入を検討しており、6週間にわたる試運転を実施すると発表した。

今回試運転で使用される電気バスは、全長40フィートで乗客70名が乗車できる大型バスで、当局では、島内の23の市バス路線で運行を行い、パリハイウェイの坂道での走行やH2フリーウェイのノースショア方面への走行など、さまざまなシチュエーションでの運行を試してみたいとしている。

なお、電気バス1台の購入金額は$754,000で、従来のディーゼル燃料のバスの購入金額約$600,000よりは割高となるものの、当局では市バスの運行のために年間約650万ガロンのディーゼル燃油を購入しており、ディーゼル燃油が不必要な電気バスを導入することで、初期投資額はディーゼル車よりも負担増となるものの、長期的なメンテナンス費用などを考慮した場合、電気バスを導入したほうが最終的に節約になるとしている。

オアフ島では現在、440台のディーゼル燃料のバスと100台のハイブリッドバスが運行されているものの、2035年までにはすべてのバスを再生可能エネルギーの車両に移行する目標を掲げている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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