ハワイ州保健局は、州内でインフルエンザが流行傾向にあるとして、市民に対して注意を呼びかけている。米国内では今シーズン、ハワイを含む42の州でインフルエンザの流行が確認されているとしている
当局によると、1月20日から27日までの1週間で、ハワイ州でのインフルエンザの患者数が急激に増加。インフルエンザに対する警戒が中程度から高程度に移行しているとしている。なお、1月の第3週に行われたインフルエンザの陽性検査では、検査を受けた人の32%に陽性反応が出たほか、陽性反応が出たのは、5~24歳の患者がもっとも多いとの結果が明らかとなっている。
当局では、州内でインフルエンザが流行し始めていることに対する予防対策として、市民に対し、手洗いの徹底のほか、万が一インフルエンザに罹った場合は、学校や仕事を休んで他人との接触をできるだけ避け、自宅で安静にしながら水分補給を怠らないようにしてほしいとアドバイスしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ