ハワイ島のカミロポイントに、約40トンほどあるとみられる漁網などの海洋ゴミが漂着した。
国際太平洋研究所は、漁網やプラスチック片などが混じった大量のゴミが海岸線に漂着した様子を紹介。研究者のひとりはハワイ州の沿岸にこれほど大量の海洋ゴミが漂着した様子を見たことはないとしている。
なお、カミロポイントは、海流に運ばれて多くの海洋ゴミが漂着する場所として認識されており、関係者は、今回漂着した大量の海洋ゴミはアジアから流れてきたものと予想。GPSシステムを活用し、海洋ゴミの漂流状況などを調査したいとしている。
ハワイ州では、ハワイ野生動物基金のボランティアなどが海洋ゴミの撤去作業に取り組んでおり、過去15年間で230トンもの海洋ゴミが撤去されている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ