ハワイ・アップルシード経済司法センターが発表した最新の調査結果で、ハワイ州内にある24の住宅のうち1件がバケーションレンタル物件であることが明らかになった。
同センターによると、ハワイ州内あるバケーションレンタルの物件数は、2015年度の17,000件から2017年度には23,000件と、約35%増となっているほか、23,000件のバケーションレンタル物件のうち、53%がハワイ州外の居住者が所有している物件であるとしている。
同レポートではこのほか、カウアイ島では8件に1件が、そしてマウイ島では7件に1件がバケーションレンタルとなっているほか、マウイ島ではバケーションレンタルとして利用されている約9,000件のうち、正式にバケーションレンタルとして登録されているのは約300件のみであるとの結果も明らかになっている。
ハワイ州議会では現在、バケーションレンタル物件の取り扱いや登録に対するさらなる厳格化に関する話し合いが進められており、大手バケーションレンタルサービスサイトのAirbnbなどに対し、賃貸物件が合法的なものか否かなどの情報を当局に提供させることなどの案が検討されている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ