今年初め、ハレアカラ山頂への巨大望遠鏡建設反対派のひとりが、マウイ郡裁判所でハワイ語を話す権利を主張したことなどに伴い、ハワイ州当局では、ハワイ語の通訳者の育成に着手すると発表。先日、州最高裁判所の建物で、ハワイ語通訳者育成に関する初のワークショップが開催された。
ハワイ語の通訳者育成に関しては、マウイ島のハレアカラ山頂に建設が進められている巨大望遠鏡の建設反対派のひとりであるサミュエル・カレイコケ・カエオ氏が、今年1月に行われた公聴会にて、裁判官から英語で氏名を問われた際に、ハワイ語で返答し続けたために、裁判官から勾引状が発行されたことに端を発したもので、司法当局では、今後、ハワイ語を話したいとする人に対し、通訳の同伴を許可する決定を下している。なお、カエオ氏に発行された勾引状は発行翌日に撤回されている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ