上院で「医師による自殺幇助案」を承認

2018.03.31

日刊ローカルニュース

ハワイ州上院議会は29日(木)、末期患者が自らの意思で医師の幇助によって自殺することを認める「自殺幇助」を合法と認める下院法案2739号を承認。デーヴィット・イゲ知事が承認・署名した場合、ハワイ州での「医師による自殺幇助案」が合法化される見込みとなった。イゲ知事はすでに同法案の支持を表明しており、知事が同法案を承認する確率は高いとみられている。

今回上院で承認された「医師による自殺幇助案」では、対象となる末期患者は余命6カ月未満と宣告されていることや、自ら薬を服用することができる状態であること、医師以外の医療関係者による処方の禁止、そして精神状態のチェックなどの条件が盛り込まれており、同案の支持者は、ハワイ州の尊厳死法案は他州に比べてもっとも強力な保護内容が含まれているとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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