ハワイ州のデーヴィット・イゲ知事は5日(木)、末期患者が自らの意思で医師の幇助によって自殺することを認める「尊厳死」を合法と認める下院法案2739号を承認・署名した。これにより、ハワイ州では医師の手助けによる尊厳死が認められることとなった。全米ではハワイ州を含む6つの州で同様の尊厳死が認めれている。
今回知事が承認・署名した新法案は、先週、州上院議会で賛成23票、反対2票で可決されていた法案で、対象となる末期患者は余命6カ月未満と宣告されていることや、自ら薬を服用することができる状態であること、医師以外の医療関係者による処方の禁止、そして精神状態のチェックなどの条件が盛り込まれている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ