オアフ島ダウンタウンの州庁舎周辺の芝生エリアに、児童虐待に対する社会の関心を呼びかける目的で、数千本の青い風車がディスプレイされている。
今回風車のディスプレイを行ったのは、ハワイのガールスカウト団体などで、ハワイ児童虐待防止センター関係者は「児童虐待は、貧困やホームレス問題など、社会的な問題によって引き起こされることがあります。困っている人がいたら手を差し伸べてあげてください。ストレスを感じている人々をサポートすることが幼児虐待を防ぐことになるのです」とコメントしている。
ハワイ州の保健福祉局のウエブサイトには、2015年度までの児童虐待に関する統計が掲載されており、2015年度の児童虐待通報件数は2,000件以上となっているものの、児童虐待防止センター関係者は、近年は多くの市民が児童虐待に関する意識を高めているため、児童虐待に関する通報件数は大幅に減少しているとしている。
参考:KITV4