ハワイ島で拡大を続けているハワイの固有種「オヒア」の病気調査に関し、研究者らは病原菌の潜在的な運搬原因とされる養菌性キクイムシ( ambrosia beetles)に関するリサーチを行うため、ハワイ島にあるチャータースクール「Volcano School of Arts and Sciences 」の学生たちとのチームを結成している。
今回結成チームのメンバーらによって実施された養菌性キクイムシのリサーチでは、1週間にわたって自家製の罠を自然界に設置。研究者らが罠にかかった養菌性キクイムシを顕微鏡などで調べ、52種いるとされる養菌性キクイムシのどの種類のムシが、どの地区で生息しているかについて調査を行っている。
米森林局のボランティアのひとりであるケネス・プリアヒコ氏は「今回の研究に参加している生徒たちは、ディスカバリーハーバーからプナ地区の広範囲の出身者です。これはまさに市民が科学のプロセスに参加する市民科学活動です」とコメントしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ