ホノルル市のカーク・コールドウェル市長は、アラモアナセンターに隣接している土地の購入費として、6,400万ドルの経費を計上している。
今回市長が購入を希望しているのは、アラモアナセンター山側にある土地で、現在、同地の開発を計画している韓国企業のサム・クー社では、高さ400フィート、手頃な価格の300ユニットの部屋を含んだ高層コンドミニアムの建設を予定しているものの、市長は、アラモアナセンターは鉄道システムの駅が設置される見込みで、将来的に市バスのターミナルと巨大な集合住宅が必要であるとして、ホノルル市としては、同地を購入したいとしている。
市長の購入希望案に対し、ホノルル市議会の評議会メンバーや不動産専門家らは「市長の提案は数年前に出されていれば、費用も今回ほど高額にならず、実現することも可能だっただろう」とコメント。市議会では、12日(木)に市長の要請を却下しているものの、市長は議会での再考を促している。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ