世界規模でタイムシェア事業を展開しているヒルトン・グランド・バケーション社は26日(水)、ワイキキで長年にわたり親しまれている商業施設「キングス・ビレッジ」と、隣接するハレ・ワイキキ・アパート、パシフィック・エドワード・アパートの敷地を取得したと発表。全建物を取り壊し、32階建てのビルが建設される予定であることが明らかとなった。
キングス・ビレッジで長年にわたって営業している店舗の関係者は「ヒルトン側から2019年1月31日までに閉店して退去するようにとの通達がありました」とコメント。ワイキキで中小の小売店が商売を続けるのがさらに難しくなるとしている。
ヒルトン側では今回、ステューディオ、1ベットルーム、2ベットルーム、3ベットルームの全191ユニットのほか、プール、フィットネスセンター、ビジネスセンター、オーナーラウンジなどを有する32階建ての建物を建設予定で、2019年度中に工事に着工し、2022年の完成を目指すとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ