オアフ島ワイキキでは、ホテルに勤務している従業員約2,700人がストライキを実施しており、宿泊客などにも影響が及んでいる。
今月8日(月)より始まったストライキには、ホテル従業員の労働組合であるローカル5に属している従業員、約2,700人が参加。ストライキを行っているのは、マリオット社が運営、キョーヤ社が所有している、シェラトンワイキキ、ザ・ロイヤル・ハワイアン、ウェスティンモアナサーフライダー、シェラトンプリンセスカイウラニ、シェラトンマウイの5つのホテルに勤務している従業員で、賃上げや手当の改善などを求めている。
ストライキに参加しているメンバーのひとりは「私たちは仕事を掛け持ちすることなく、ホテルでの仕事だけで家族を養うことができるだけの賃金を希望しているだけです。月給で必要な食料品を購入し、家族そろって食卓を囲む時間を持ちたいだけです」とコメントしている。
なお、各ホテルでは従業員が不足していることに伴い、一部のホテルでは、部屋の清掃サービスがなかったり、レストランが閉鎖するなどの支障が出ているものの、ハワイ州観光局では旅行者に対し、ストライキが行われていることで旅行の取りやめなどをする必要はないとの声明を発表している。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ