ハワイ州のデーヴィット・イゲ知事は23日(月)、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、州全体での自宅待機令を発令した。
州全土での自宅待機令は、3月25日(水)の深夜0:01から4月30日(木)まで実施予定で、イゲ知事は州民に対し、「新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐには州民全員の理解と協力が不可欠で、一日も早く普通の日常生活に戻るためにも、不要不急の外出を控え、自宅で過ごすよう呼び掛けている。
ただし自宅待機令は、食料品店や医療機関、銀行、教育系など、生活に不可欠な業種は対象外となっているほか、食料品の買い出しや通院などの生活に必要なサービスを受けるための外出、屋外での運動、家族やペットの世話などでの外出は認められている。
なお、自宅待機令違反者には、最大で$5,000の罰金か1年間の禁固刑、またはその両方が科される可能性がある。
このほかイゲ知事は、州内の公立校は予定通り4月7日(火)より再開する予定となっているものの、細かい詳細については今後協議を行った後に発表するとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ