ハワイ州当局は8日（金）、新型コロナウイルスの新たな感染者が確認されなかったと発表。 ハワイ州で新規の感染者がゼロになったのは3月13日以来のこととなった。

ハワイ州の疫病専門家であるサラ・パーク氏は「過去数週間にわたって、ハワイ州内での新型コロナウィルスの新規感染者数は減少傾向にありましたが、約8週間ぶりに新規感染者数ゼロ人という日を迎えることができました。この状態が維持されることを願いますが、州内での経済活動が再開することによって、新たな新規感染者が確認されることはあると思っています」との声明を発表している。

当局によると、ハワイ州で最後に新規の新規新型コロナウィルス感染者がゼロ人となった日は3月13日で、3月下旬から4月上旬にかけて、1日あたりに確認された新型コロナウィルス感染者の人数は2桁だったものの、過去約3週間は、1日の新規感染者数は10名以下となっていた。

ハワイ州では、新型コロナウィルスの新規感染者数の減少などにともない、経済活動再開の動きが活発化。ハワイ島とカウアイ島では7日（木）より島内にある小売店などの営業が再開されているほか、マウイ郡は11日（月）より、オアフ島では15日（金）より、ショッピングモールなどの営業が再開される見通しとなっている。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ