ハワイ州内にあるUH(ハワイ大学)システムとハワイパシフィック大学の2校は、オンラインの授業のみを履修する留学生に対してビザ(査証)発給を制限するとした米政府の方針の影響はないとの見解を発表している。
UHシステムとハワイパシフィック大学の2校では、どちらも8月からの新学期を対面式授業とオンライン授業を組み合わせたカリキュラムを提案する予定で、ハワイパシフィック大学では300名以上の留学生を迎え入れる準備ができているとしている。
米国内では、2020年度の授業をすべてオンライン授業とすることを発表しているハーバード大学などが、海外からの留学生へのビザ(査証)発給を制限するとした政府の方針は違法だとして、ICE(米移民・関税執行局)などを相手取り、一時差し止めなどを求める訴訟を連邦地方裁判所に起こしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ