ハワイ州のデーヴィット・イゲ知事は13日(月)、ハワイ州到着者に対して行っている14日間の自主隔離措置を、8月末まで延期して実施すると発表した。
ハワイ州では当初、8月1日(水)より、渡航前72時間以内に新型コロナウィルスの感染検査を受けて陰性反応を示したことを証明できる到着者に対し、ハワイ到着後の14日間の自主隔離措置が免除される案を提示していたものの、米本土などでの新型コロナウィルス感染者が増加しているため、今回、自主隔離措置の免除案の導入が早くとも9月1日(火)まで延期されることとなった。
イゲ知事は、今回の自主隔離措置の延期について「観光業の再開時期が遅延することは、ハワイ州の経済にも大きな影響を与えるため、非常に難しい決断となりました。しかし、到着者に対する14日間の自主隔離措置を8月末まで延期して行うことは、ハワイ州の人々にとってもっとも有益な方法であると考えています」とコメント。今後、観光業を安全に再開させるべく、新型コロナウィルスの陰性証明者に対する自主隔離措置の免除案についても、引き続き検討を続けていきたいとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ