オアフ島内の移動手段として利用されているザ・バスを運営しているホノルル交通サービス局は25日(火)、ザ・バスやハンディバンを利用する際に、マスクやフェイスカバーなど、鼻と口を覆うものを身に着けていない場合はバスの利用ができないとする新規制を発表した。
9月1日(火)より適用される新規制は、ザ・バスとハンディバンのすべての利用者が対象で、乗車の際にマスクを着用していない場合は乗車できないほか、乗車中にマスクを取った場合には、降車させられることになるとしている。また、健康上の理由でマスクが着用できないなどの例外も認めないとしている。
ザ・バスの関係者はマスク着用に関する新規制の導入について「多くの利用者はマスクを着用していますが、一部の乗客が自己判断でマスクの着用を怠っている場合があり、運転手やほかの利用者の健康と安全を脅かしています」とコメント。過去数カ月の間にザ・バスの運転手の新型コロナ感染も確認されており、マスクの着用規制の更新と徹底は必要な措置であるとしている。
なお、ザ・バスでは新型コロナウィルスの感染拡大防止として、運転手と乗客の間を隔てる仕切りを設置したバスの運行や、より頻繁にバスの清掃作業なども実施している。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ