ハワイ州当局では9月1日(火)より、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、すべての到着者に対し、オンラインによる旅行申告書の提出を求める措置を導入している。
今回当局が導入を開始したオンラインの旅行申告書の提出措置は、ハワイ州外からの到着者はもちろん、他島間移動者も対象で、旅程や滞在先、連絡先などの情報ほか、到着24時間前の健康状態などに関する内容に関する情報を入力後、QRコードが発行される。空港到着時には当局係官がそのQRコードを電子端末で読み込むことができるようになっており、当局から、オンライン書類で登録されている連絡先に健康状態や自主隔離の状況などについての問い合わせもできるようになっている。
また、スマートフォンやコンピューターを持っていない到着者や到着前に申告書を記入していない到着者に対しては、空港到着時に当局係官のサポートの下で申告を行うこととなる。
なお、今回導入されるオンラインによる旅行申告書について当局側は、書類提出者の位置情報やトラッキングシステムなどは利用できないため、自主隔離規制を遵守して滞在先の部屋に待機しているか否かなどを確認することはできていないとしてる。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ