当局は14日(月)、オアフ島内で6万人以上の人々が新型コロナウイルス検査を受診したと発表した。オアフ島内各所で14日間にわたって実施された新型コロナウイルス検査は、連保政府からの支援を受けて行われている。
ホノルル市のカーク・コールドウェル市長は記者会見で、「大規模検査プログラムを利用した6万人以上の受診者のうち、新型コロナウイルスの陽性が確認されたのは266名、陽性率は0.6%で、オアフ島の多くの場所で新型コロナウイルスが感染拡大していないことが確認できました」とコメント。ただし、新型コロナウィルスの脅威はコミュニティ内に存在しており、今後、ウイルスがどのように感染拡大するのかなどについても注視していきたいとしている。
ハワイ州内では先月、ミクロネシア、メラネシア、 ポリネシアなどの太平洋諸島の出身者の新型コロナウィルス陽性率が約30%と高いことが確認されているほか、オアフ島内にあるフィリピン系コミュニティでも陽性率が高くなっており、コールドウェル市長は今後について、11月までに3万件の検査の実施が可能となっており、新型コロナウイルスの陽性率が高いコミュニティでの検査を重点的に実施したいとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ