カウアイ郡のデレック・カワカミ郡長は、10月15日（木）より、州外からの訪問者に対して行っているハワイ到着後14日間の自主隔離措置を条件付きで免除する「新型コロナの事前検査プログラム」が導入されることにあわせ、カウアイ島への訪問者に対し、カウアイ島到着後に陰性証明を提示していた場合でも、数日後に再度検査を受けるシステムの導入を検討していることを明らかにした。

カワカミ郡長は、州当局が導入を予定している新型コロナの事前検査プログラムについて、十分な安全性が確保できているとは思えないとコメント。カウアイ郡を訪れる訪問者はもちろん、他島などに行っていたカウアイ島在住者など、カウアイ島のすべての到着者に対し、到着後72時間以内に再度新型コロナウイルスの検査を実施することは公平な措置であるとしている。

カウアイ郡では、新型コロナウイルスの感染者総数が10月3日（土）の時点で59名となっており、カワカミ郡長は、カウアイ郡到着者に対する2度めの新型コロナ検査の実施案についてはすでにイゲ知事に提示しており、知事が承認した場合はすぐにでも実行に移すことが可能であるとしている。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ