ハワイ州のデーヴィット・イゲ知事は9日(金)、ハワイ郡のキム郡長が導入を希望していたハワイ島到着者に対する到着後の2度めの新型コロナウイルス検査を実施するという案を承認すると発表した。
ハワイ郡のキム郡長は当初、15日(木)よりハワイ州で導入が予定されている新型コロナウイルスの州外からの訪問者に対して行っているハワイ到着後14日間の自主隔離措置を条件付きで免除する「新型コロナの事前検査プログラム」への参加を拒否する意向を示していたものの、今回、陰性証明を提示した場合でも、ハワイ島到着後にふたたび検査を実施することを定めた2次検査案が承認されたことで、ハワイ島でも陰性証明書提示者の受け入れが可能となる。
なお、ハワイ島で実施予定の到着者に対する2次検査は10月15日(木)よりスタート。検査は無料で受けられるものの、PCR検査よりも性能が劣るほか、陽性反応が出た場合にはさらにくわしい検査を受けることになり、PCR検査で陰性が証明されるまで隔離措置を受けることとなる。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ