ハワイ州当局者は14日(水)、当局が認可しているパートナー検査機関での検査を受けた場合のみ、ハワイ州到着後の14日間の自主隔離が免除となる「新型コロナの事前検査プログラム」に関して、日本からの訪問者も同プログラムの対象とする案を検討していることを明らかにした。
ハワイ州観光局によると、昨年、ハワイ州を訪れた日本からの訪問者が州内で消費した金額は、米本土からの訪問者をのぞくすべての地域からの訪問者よりも多く、日本からの訪問者の受け入れはハワイ州の観光業にとって必要不可欠となっている。
ハワイ州当局では今回、日本国内の特定の機関で渡航前に検査を受け陰性と判定されれば到着時の自主隔離を免除する方針を明らかにしており、今後、日本政府や関係当局などとの話し合いを行っていきたいとしている。ただし、現時点で、日本側のパートナー検査機関の選定や日本からの訪問者に対する事前検査プログラムの導入時期などに関する詳細は明らかにされていない。
なお、現時点で、日本人の場合は日本帰国後に14日間の自主隔離が必要となっているほか、米国から日本を訪れる外国人訪問者に対しては日本政府による渡航制限が設けられている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ