ハワイ州のデーヴィット・イゲ知事は21日(水)、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために一時的に制限を設けていたスポーツジムやフィットネスセンターなどでの屋内エクササイズ、ヘリコプターツアーなどの再開を、22日(木)より許可すると発表した。
オアフ島では、新型コロナウイルスのパンデミックによって影響を受けた経済の立て直しのため、「経済活動再開のための4段階システム」を導入しており、今回「第2段階」に移行。1テーブルにつき5名まで同一世帯でない者同士でのレストランでの店内飲食や、5名までの室内でのエクササイズ、短期のレンタル物件の利用、ヘリコプターツアーなどが許可されることとなる。
ホノルル市が導入している経済段階再開のための4段階システムでは、過去4週間、オアフ島での一日新規感染者数の週平均が50~100名、陽性率2.5~5%を持続した場合に今回の「第2段階」へ移行すると定められていた。
今後、オアフ島が第2段階の状態を4週間を保持し、新規感染者数平均20~49名、陽性率1~2.49%を14日間維持することができた場合には、集会ができる人数の増加やビジネス営業時の条件などが緩和となる「第3段階」へ移行できるものの、一日あたりの新規感染者数が2週間続けて100名を超えた場合には、より規制が厳しい「第1段階」へ戻る可能性もある。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ