事前検査プログラム導入後初となる日本からの訪問者が到着

2020.11.07

日刊ローカルニュース

オアフ島のダニエル K イノウエ国際空港に6日(金)、ハワイ到着前の事前検査で新型コロナウイルスの陰性が証明できる場合にハワイへ到着後の14日間の自主隔離が免除となる「新型コロナの事前検査プログラム」導入後初となる日本からの訪問者が到着した。

ハワイ州では10月15日(木)より、アメリカ本土からの訪問者を対象とした新型コロナの事前検査プログラムを導入。その後、日本の厚生労働省が認可する新型コロナウイルス感染症の核酸増幅検査(NAT)を行うことができる日本国内にある医療機関と契約を締結し、11月より、事前検査プログラムの対象者を日本からの到着者にも拡充するとしていた。

ハワイ州のデーヴィット・イゲ知事は日本からの飛行機が到着する前に空港で記者会見を行い「日本はハワイの観光業にとって非常に重要なマーケットで、日本からの訪問者がいることに心から感謝しています。日本の方々は礼儀正しく、州当局が定める新型コロナ感染防止のためのプロトコルもしっかり理解し、マスクの着用なども遵守してくれると思います」とコメントしている。

ハワイ観光局のエリック・タカハタ氏は「今月中に日本からはハワイに向けて8便の運行が予定されていますが、日本側では、海外からの到着者は到着後14日間の自主隔離対象となっているほか、米国パスポート保持者の日本入国は制限が設けられているため、ハワイ=日本間の行き来が以前ほど活発化するまでには時間がかかるでしょう」と語っている。

このほか、ハワイ州のジョシュ・グリーン副知事が「日本からの訪問者が増加することで、州内の新型コロナウイルスの感染が拡大するとは思いません。日本はカリフォルニアなどと比較して新型コロナウイルスの感染状況も落ち着いているほか、日本からの到着者の皆さんは事前検査を受けているし、航空会社も陰性者のみを搭乗させる予定で、非常に協力的です。日本の皆さんはきちんとマスクを着けるなど、感染防止策も遵守してくれるでしょう」とコメントしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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