ハワイ州のデーヴィット・イゲ知事は19日(木)、ハワイ渡航72時間前以内にハワイ州当局が定める検査機関で事前PCR検査を受け、検査機関が発行する陰性証明書を提示した場合には、ハワイ州到着後の14日間の自主隔離を免除とする「新型コロナの事前検査プログラム」の内容改正を発表した。
イゲ知事が今回発表した新規制では、ハワイへ向けて出発する際に陰性証明を提示できない場合は、到着後に14日間の自主隔離を義務付けるというもので、出発前にPCR検査を受けて検査の結果を待っている場合は検査結果が届くまでの期間のみ自主隔離をする必要があるという免責事項が変更されている。
イゲ知事は事前検査プログラムの内容変更の理由として「米本土で新型コロナウイルスの感染者が急増しているため」とコメント。事前検査プログラムの変更はハワイ州での感染拡大防止のために必要な措置であるとしている。
なお、陰性証明書を提示できない場合の自主隔離の義務化は、11月24日(火)より導入開始となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ