カウアイ島で初の新型コロナによる死者を確認

2020.11.24

日刊ローカルニュース

カウアイ島の保健当局は23日(月)、カウアイ島初となる新型コロナウイルスの死亡者が確認されたと発表した。カウアイ島では今年7月に同島の在住者が新型コロナウイルスで死亡していることが確認されているものの、その人物は死亡時に米本土に滞在していたため、今回の死亡者がカウアイ島で初の新型コロナによる死亡者とされている。

当局によると、今回死亡が確認されたのは渡航歴がないカウアイ島在住の高齢者で、カウアイ郡のカワカミ郡長は「感謝祭の休日を前にこのようなニュースをお伝えすることになったのは非常に残念です。亡くなった方とその家族の方々に心からのお悔やみとアロハを捧げます」とコメントしている。

カウアイ郡では、数週間にわたって新型コロナウイルスの新規感染者が確認されない状況が続いていたものの、23日(月)の時点で、23名が新型コロナウイルスの治療を受けており、当局では、多くのケースで、カウアイ島外への渡航歴がある人物が新型コロナウイルスの陽性反応を示しているものの、数人は渡航歴がないにも関わらず陽性が確認されており、カウアイ島内での市中感染が発生している可能性もあるようだとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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