ハワイ州保健局では、米製薬大手であるファイザー社が開発した新型コロナウイルスのワクチンの事前注文を行ったと発表した。
今回ハワイ州保健局では、4,875回分のファイザー社の新型コロナワクチンの事前注文を実施。当局では、FDA(米食品医薬品局)が同ワクチンを承認後、ワクチンがハワイ州に向けて出荷されることになるほか、さらに多くのワクチンの注文を行うことが可能のなるとしている。
当局関係者は「ハワイ州内の病院では、ワクチンの到着の準備に着手しており、適切な保管と配送機能が整っていることを確認するための配送演習なども実施しています」とコメントしている。
なお、米当局では、新型コロナウイルスのワクチン接種の優先順位について、まず、医療従事者や高齢者などが最優先となっており、ハワイ州でも米当局と同様の優先順位に基づいてワクチンの接種が行われる見込みとなっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ