ハワイ郡の保健局や教育局では、郡内の公立高校に通う生徒に対し、定期的に新型コロナウイルスの検査を実施するパイロットプログラムの導入を検討している。
当局が今回検討しているパイロットプログラムでは、州の余剰試験用品の一部を使用して、ハワイ郡内の9つの公立高校に通う約7,000名の生徒に対し、週2回の新型コロナウイルス検査を実施するというもので、当局では今学期終了まで対象となる生徒全員分にあたるテストキットを確保できる見込みであるとしている。
ハワイ州のグリーン副知事は「子どもたちを安全に学校に戻すことは最重要項目です。教員に対しての予防接種は進行中ですが、子どもたちへの予防接種は今夏以降になる見込みであるほか、連邦政府と企業によって承認されるまで、子どもたちへの予防接種は行いません。子どもたちに対して定期的に新型コロナウイルスの検査を実施することで、テストで陽性反応を示した子どもたちへの対応なども行えるようになるでしょう」と語り、生徒への定期的な検査の実施案を支持する姿勢を示している。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ