ハワイ州当局は8日(月)、オアフ島で南アフリカ型新型コロナウイルスの変異種が確認されたと発表した。
南アフリカ型新型コロナウイルスの変異種は全米で約80の感染例が確認されている変異種で、感染力が高いほか、現在流通している新型コロナウイルスワクチンや従来の新型コロナウイルスに羅漢した際に体内につくられた抗体が効きにくい可能性があり、当局では警戒を強めている。
なお、今回南アフリカ型新型コロナウイルスの変異種の陽性が確認されたのは、州外への渡航歴がないオアフ島在住者で、濃厚接触者からも新型コロナ陽性反応が確認されているものの、濃厚接触者が南アフリカ型変異種に感染しているか否かは現時点で判明していないとしている。
ハワイ州では、今回確認された南アフリカ型新型コロナウイルのほか、英国型新型コロナウイルスとブラジル型新型コロナウイルスの感染者も確認されている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ