ハワイ州最高裁判所は、施設内での新型コロナウイルスの陽性者が減少していることを受け、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために一時的に実施されていた受刑者の早期釈放を認めるパンデミック早期釈放プログラムの必要性がなくなったとの判決を下した。
ハワイ州では、新型コロナウイルスの感染拡大防止策の一環として、昨年8月より、軽犯罪の受刑者や未決の軽犯罪者を刑期満了を待たずに釈放するパンデミック早期釈放プログラムを導入。今回、州最高裁の判事4名が、施設内での陽性率の低さ、新型コロナウイルス検査の増加、施設におけるほかの健康・安全対策の実施、受刑者に対するワクチン接種プログラムの拡大などを理由に、このプログラムの終了を支持する決断を下している。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ