ハワイ州のイゲ知事は20日(火)、ハワイ諸島間の移動者に対し、新型コロナウイルスワクチンの接種を証明する書類の提示で、到着時の陰性検査の提示と自主隔離を免除するワクチンパスポートプログラムを導入すると発表した。
5月11日(火)より導入予定となっている島間移動者に対するワクチンパスポートプログラムは、ハワイ州内で新型コロナウイルスワクチンを接種した人が対象で、ワクチンを接種したことを示すことで、ハワイ島、カウアイ島、マウイ島に渡航の際、陰性証明書がない場合に求められていた到着後の自主隔離が免除となる。
なお、ワクチンパスポートの対象となるのは、ハワイ州内でワクチンを接種し、渡航する際にワクチン接種から15日間が経過している人で、プログラムの利用時には、当局のオンラインサイトに登録し、ワクチン接種済みであることを証明する予防接種カードをアップロードしておく必要がある。
ハワイ州当局では、ハワイで予防接種を受けた人を対象とした島間移動でのワクチンパスポートプログラムの導入後、プログラムの対象をハワイ州外からの訪問者にも拡大させていきたいとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ