ハワイ州当局は23日(金)、一時的に接種が中断されていた米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製のワクチンの接種を再開すると発表した。
米当局では、J&J社製のワクチンの接種に関し、接種後に血小板の減少を伴う血栓症が報告されたことを受け、接種中断を勧告してたものの、「利点がリスクを上回る」として、接種の継続を推奨。J&J社製のワクチンの接種が再開することとなった。
ハワイ州当局では、J&J社製のワクチンについて、週明けにも州内でのJ&J社製のワクチンの接種を再開させる予定で、当局関係者は、「J&J社製のワクチンは、新型コロナウイルスとの闘いにおけるもう1つの貴重なツールですが、J&J社製ワクチン接種を待ちたくない場合は、ほかのワクチン接種の予約を入れることをすすめます」とコメントしている。
なお、ハワイ州では新型コロナウイルスワクチンの接種対象年齢を16歳以上としており、対象者は、予約を入れてワクチン接種を受けることが可能となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ