州民の約40%がワクチンを接種

2021.05.12

日刊ローカルニュース

ハワイ州当局は、州民の約40%が新型コロナウイルスワクチンの接種が完了していると発表。順調にワクチン接種が進んでいることもあり、ハワイ州では11日(火)より、州内でワクチン接種を完了した場合、隣島への移動時に自主隔離や陰性証明書の提示などが免除となるワクチンパスポートプログラムの導入を開始している。

ワクチンパスポートプログラム導入初日となった11日(火)に隣島移動をした市民からは「手続きに少し時間がかかったものの問題はなかった」、「ワクチンパスポートプログラムの導入で隣島間の移動がスムーズになった」など、歓迎する声が聞かれた。

ハワイ州のイゲ州知事は「将来的に州外でワクチン接種を受けた人にも同プログラムの対象を拡大したい」とのコメント。現在、いくつかの民間企業と協力しながら、州のワクチン接種記録にアクセスできる方法を検討中であるとしている。

なお、11日(火)よりスタートしているワクチンパスポートプログラムは、ハワイ州内でワクチン接種を行った人のみが対象で、州外でワクチン接種を完了していても、引き続き隣島移動の際には陰性証明の提示が必要となっている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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